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生野区の「生野ものづくり百景」で紹介されました。
生野区では、若い世代を中心とした多くの方に、「ものづくりのまち生野区」の魅力を知って頂くため、区内30社の製造業で働く人や技術の魅力を、イラストを交えながら紹介するリーフレット「生野ものづくり百景（其の一）」を作成しました。
生野区には、2，303社の製造業事業所があり（平成24年経済センサス－活動調査）、市内24区のなかで第一位を誇ります。金型や建材などの機械部品から、メガネフレーム・ランドセル・靴など日常生活で身近なもの、油揚げ・せんべいなどの食品まで、さまざまな分野の産品を製造している企業が、生野区に多数集積しています。
この「生野ものづくり百景」では、普段見ることができない生野区のものづくり企業で働く人や技術の魅力について、記事とイラストで紹介しています。今回は30社の紹介ですが、タイトルの「生野ものづくり百景」を目指して今後も紹介していきます。
生野区のものづくり企業が、試行錯誤や弛まぬ努力を積み重ねることで培ってきた”オンリーワン技術”の魅力を、ぜひご覧ください。
以下の生野ものづくり百景は大阪市のホームページ内にある生野ものづくり百景のPDFです。
生野ものづくり百景を見る
生野ものづくり百景に掲載されている内容を一部をご紹介
お好み焼きやたこ焼き、イカ焼き、ベビーカステラなど、うちは調理機器を造ってます。同じ料理でも、料理人の使い方や仕上がりのこだわりで、ガス機器を微妙に変えなあきません。そやから、直接、料理人に会ってじっくり意見を聞いて、何を求めてはるんかをつかむんです。料理人やお店の人には調理機器の技術的なことはわからんので、そんなの無理や、と思うこともあります。そやけど、職人たちとアイデアを絞り出して工夫して求めてはるものを作り上げるんですわ。
美味しく焼き上げるためのこだわりは欠かせません。たとえば、鉄板の下に通すガス管は量産品はU字型が多いんですが、うちはコの字型。そのほうが、まんべんなく火がまわり鉄板に熱が伝わりやすく、焼きムラがなくなるし、ふんわりきれいに焼き上げることができます。ちょっとした工夫も、おしまず取り入れるようにしています。
ガス機器ができあがるまでには、たくさんの職人がかかわっています。生野区には、技術をもった職人や工場がたくさんあるので、仕事がしやすくて便利ですよ。ひとつの工場で製品を作り上げることはできなくても、みんなで力を合わせた技術と知恵を出し合えば、すばらしいもんが作れます。これからも、生野区のものづくりの底力を見せつけていきたいですわ。
